桃井直詮像(初代幸若太夫)

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初代幸若太夫である、桃井直詮(もものいなおあきら)像は、桃井直詮の次男である幸若太夫二代八郎九郎直継が、作者である土佐将監光信からもらい受けたものである。
 現在は、東京国立博物館に展示されている。
 これは、桃井直詮が天皇に召され参内し松のお庭で音曲された時、聴聞の列に連なった絵師土佐光信が後の世の記念にと書き写したものです。
 この肖像画には越前朝倉一乗谷の曹洞宗寺院「心月寺」の二世住職である海闉梵学(かいいんぼんがく)の賛令文「かつて貴人の御殿にて名誉を発し、尊卑ともに袖を連ね、あるいは牛車を馳せて語り舞う源平合戦の精妙さを見に集まったが、これは白山権現(現平泉寺白山神社の三社の中の社の雉子神)の助けがあって初めて生まれた技とは誰が知ろうか」が書かれています。


「幸若舞の歴史」


「幸若舞(年表)と徳川家康・織田信長」
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幸若舞曲本 - 小.jpg 越前幸若舞
桃井直常(太平記の武将)1307-1367